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特集

天国で奏でるブルース

〜夭逝したブルースマンたち〜



数あるブルース作品の中から、さまざまなテーマに沿ったおすすめ作品をご紹介していきます.


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やっぱり、天才は早死する運命なのか・・・

ブラインド・レモン・ジェファーソン

享年33
(1897-1930)

寒さきびしい12月、シカゴの裏通りで心臓発作により転倒、そのまま凍死するという悲惨な最期を遂げた. 超絶のギター・テクニックにからむ朗々とした歌声で、ブルース黎明期の大スターとなった彼だが、名声を手にするも、富とは無縁で、結局晩年は失意のうちにこの世を去った.

バーベキュー・ボブ

享年29(1902-1931)

29歳の若さで肺炎のため死去した彼は、戦前アトランタ・ブルースを代表するスター. 12弦ギターによるドライブ感溢れるスライドが華やか. 27年から30年のわずか3年の活動期間中、60曲もの佳曲を残した.

リロイ・カー

享年30(1905-1935)

飲酒が原因の腎炎により30歳という若さで死去した、シティ・ブルースの先駆的存在のピアニスト / シンガー. ギタリストのスクラッパー・ブラックウェルとのコンビで大活躍した.

ブラインド・ボーイ・フラー

享年33(1908-1941)

腎臓病により、33歳で死去した戦前イースト・コースト・ブルースを代表するギタリスト/シンガー. ノース・キャロライナ、ダラムを本拠に活躍し、 東海岸特有の伸びやかなギター・ラグ・サウンドが特徴的.

ロバート・ジョンソン

享年27(1911-1938

わずか27歳で、浮気相手の女性の夫に毒殺されたロバート・ジョンソン. 36、37年の29曲のみのレコーディング. ブルース史上最も偉大なアーティストは、そのギターのテクニックと引き換えに、悪魔に魂を売ったという伝説を残した.弾き語りによる1人のプレイとは信じがたい濃密なギター・サウンド. そして表情豊かなヴォーカル. ベストセラーを続けるコンプリート・アルバムは、すべてのロック・ファン必携のカントリー・ブルース珠玉の作品集だ.

ギター・スリム

享年33(1926-1959)

肺炎のため33歳で亡くなったギター・スリムは、その歪んだトーンでワイルドに弾きまくる独特のスタイルがトレードマーク. ジミ・ヘンドリックスをはじめ多くのロック・アーティストにも影響を与えた.

ジョニー・エイス

享年25(1929-1954)

わずか数ドルの賭けが原因のロシアン・ルーレットで、自らの頭を吹き飛ばしてしまったジョニー・エイス. ボビー・ブランドらと並び、最も期待されっるR&Bアーティストのひとりとして人気絶頂にあった最中に、25歳で帰らぬ人となった. その暖かいバリトン・ヴォイスで聞かせるスムーズなサウンドは、来るべきソウル・シーンへの布石となった.

リトル・ウォルター

享年38(1930-1968)

路上での喧嘩が原因で冠動脈血栓を起こし、38歳で亡くなった、アンプリファイド・ハープの第一人者. マディ・ウォーターズのバックで鍛え抜かれた抜群のテクニックで、ライトからへヴィまで多彩なサウンドを聞かせた.

マジック・サム

享年32(1937-1969)

69年、自宅で心臓発作により死去. ドライブ感たっぷりに弾きまくるギター・プレイと、.ソウルフルな歌声で人気を集めた. ルース黄金期の熱気をこれでもかとばかりに伝えてくれたアーティストのひとり.


「West Side Soul」
 
その他、ロック系の夭折アーティストたち

ブライアン・ジョーンズ(ローリング・ストーンズ)

ジミ・ヘンドリックス

デュアン・オールマン

マイケル・ブルームフィールド

ポール・コゾフ(フリー)

スティーヴィー・レイ・ヴォーン

ジャニス・ジョプリン

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